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写真を動的・静的に表現する決め手!シャッタースピード

絞り値と同様、シャッタースピードもカメラが自動的に調節してくれるので馴染みが薄いのではないでしょうか。シャッタースピードを手動で調節できるカメラには「シャッタースピード優先モード」や「マニュアル露出モード」と表現されているようです。絞り値は物理的に光が通る穴の大きさを調節して光の量を調整していましたが、シャッタースピードは名前の通り、シャッターを閉じるスピードを調節することで光の量を調整しようというものです。シャッタースピードを調節すると、どのような変化が写真に現れるのでしょうか。まずは適切ではないかも知れませんが、下のサンプル写真をご覧ください。

シャッタースピードが遅い場合
【1枚目】
シャッタースピード1/60秒で撮影しました。シャッタースピードがスローなため、噴水の水が線状になり動きが感じられます。
シャッタースピードが早い場合
【2枚目】
シャッタースピード1/1500秒で撮影しました。高速なシャッタースピードで撮影しているため、噴水の水が空中で止まっているようにハッキリ写っています。

シャッタースピードを変化させることでどのような違いが出てくるのか分かっていただけると思います。シャッタースピードが遅い(シャッターが開いている時間が長い)と動いているものがハッキリしませんが、逆にシャッタースピードが早い(シャッターが開いている時間が短い)と動いているものがハッキリ分かるように写ります。例えば、川の水が流れている様子を撮影するとき、シャッタースピードを早くすると川の流れが止まっているかのように撮れるので、動きがなくちょっと固い感じすらしますが、シャッタースピードを遅くすると、川の流れが白い線となって写りますので、動きがあって、しかも柔らかい感じの写真に仕上がります。使い分けとしては、川の流れのような動きのある写真を撮りたいときはシャッタースピードを遅くして、スポーツシーンなど、ほんの一瞬をハッキリと鮮明に撮るときはシャッタースピードを早くする、というふうに解釈すればいいでしょう。ただし、シャッタースピードを遅くすると、先にも触れたとおりシャッターが開いている時間が長くなるため、手持ちで撮影すると手ぶれを引き起こしてしまいます。シャッタースピードを遅くして撮影する場合は、しっかりとした三脚を使用してカメラを固定するようにしてください。

なお、絞り値とシャッタースピードは切っても切れない深い関連性があることを頭に入れておいてください。と言うのも、どちらも基本は取り込む光の量を調節する機能だからです。例えば、シャッタースピードを遅くする場合は取り込まれる光の量が増えるので絞り値を閉じる必要がありますし、逆にシャッタースピードを早くする場合は、たくさんの光を取り込む必要があるので絞り値を開けなければいけません。絞り値を閉じてシャッタースピードを早くすると写真が全体的に暗くなりますし、絞り値を開けてシャッタースピードを遅くすると全体的に明るくなってしまいます。ですから絞り値とシャッタースピードの両方を手動で調節する「マニュアル露出モード」を使用する場合はそのあたりを考慮して、適切な明るさになるよう調節する必要があります。

シャッタースピード 参考作品

シャッタースピード 参考作品1
【風を表現】
風が吹いてなかなか止まないとき「風が止まってくれたらいいのに」と思うことがあります。そんなときは逆転の発想で「風」を表現してみましょう。三脚を使ってできるだけシャッタースピードを遅くします。そうすることで風に揺れる被写体を流動的に表現することができます。
シャッタースピード 参考作品2
【水の流れを表現】
シャッタースピードをコントロールするには絞り値の関係もあって限界があります。そんなときは「NDフィルター」を使うのも一つの手です。この写真はNDフィルターNo.8とNo.4を重ね合わせて撮影しました。水の流れが柔らかくなって、まるで雲のように見えます。

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